畳まめ知識 その6 【工事の種類】

畳工事には次のような種類があります。

表替え(おもてがえ)

畳床をそのまま利用して畳表・畳縁をすべて新しいものへ取り替える工事。

最近では、新しい畳のイ草の香りや独特の風合いを毎回味わいたい、と言う理由で、裏返しを行わずにつねに表替え工事をなさるお客様もおられる。

裏返し(うらがえし)

表面が日焼けし、痛みなどが目立った来た畳表を裏返して使用するための工事。

目安は表替えから3~5年(使用状況や畳表の品質・材質により年数は異なる)。畳縁は新しいものへ付け替えるので、お部屋の雰囲気を変えることもできる。

畳表のシミ、焼けこげ、穴あきがある、また、長期間裏返しをしていない、などの理由で裏返しができない場合は表替え工事となる。

新畳(しんたたみ)

畳表・畳縁・畳床(畳の土台部分)をすべて新しいものに入れ替えること。また、畳のない場所へはじめて畳を敷き込む場合も新畳工事となる。

ご使用年数10~20年くらいが入れ替え時期となる(使用状況や畳床の材質により年数は異なる)。目安としては足あたりがブカブカしたり凸凹が戻らない、また、畳に弾力がなくなった、などが入れ替えのサイン。