畳まめ知識 その8 【畳の性能・お手入れ】

皆さんに畳の事をもっと知っていただくために、ここでは畳の驚きの性能と長持ちさせる簡単なお手入れ方法をご紹介します。

畳のすごい性能

断熱性と保温性 畳は冷たい空気を遮断し、蓄えた熱を逃がさない。夏は心地よく、冬は暖かい。
吸湿性 畳表が湿気を吸収し、畳床が湿気を放出しながら呼吸しています。そのため、畳は、夏は涼しく冬は暖かい。
弾力性 畳は安らぎとフカフカした感触を生み、フローリングと違い衝撃を和らげ気持ちよく寝ころべます。
鎮静効果と
空気清浄化
イ草の香りには心を落ちつかせリラックスさせる効果と、お部屋の空気を浄化する作用があります。
吸音性と
遮音性
畳は音を吸収します。フローリングに比べ、足音や振動など余計な音を弱め吸収します。

 畳のお手入れ

  • 直射日光はなるべく避ける。傷みや変色の原因になります。
  • 掃除は畳の目にそって乾拭き、または掃除機で。水拭きは避けて下さい。水拭きが必要な場合は必ず固く絞って畳の目にそって拭き、その後十分な換気を行って下さい。
  • お部屋の空気の入れ換えを適度に行い、室内に湿気をため込まない。
  • できるだけ畳に敷物(じゅうたん・カーペットなど)を敷かない。ホコリや湿気が溜まり、畳自体が呼吸できずにダニ・カビ発生の原因となります。